家族だんらん

そもそも終活ってなに?

「終活」という言葉を見聞きするようになりました。

 

一般には「葬儀」「お墓」「相続」など老い支度のような意味合いで使われていることが多いようです。

 

明確な定義を一般社団法人終活カウンセラー協会がしています。

 

「人生の終焉を考えることを通じて、今をより良く生きる活動」

 

つまり「葬儀」などの老い支度も終活ですが、そこから自身の生きがいを見つけていく作業ということです。

 

「死ぬ」ための活動ではなく、「生きるため」の活動です。

 

住まいも「死に場所」という意味ではなく、これからの人生を生きる上で「住まい」をどのように考えるか?

 

そんな視点から考えてみたいと思います。

 

家を買う年代の様子って

初めて家を購入する年代は30代が圧倒的に多いでしょう。

 

国土交通省の住宅市場動向調査にも表れています。

 

では、30代とはどんな世代でしょうか?

 

結婚時期の全国平均が30歳前後のようです。(厚生労働省の調査)

 

また第一子の出産年齢(女性)は25歳から34歳に集中します。特に30歳から34歳の方がより多くなります。

 

家を買うタイミングでの家族構成は夫婦と小学校に上がる前のお子さんか小学校低学年のお子さんがいる家庭が想像できます。

 

これは現場でも家を買いたいタイミングとして、お子さんが小学校に入学する前と考えている方が多いことからも合点がいきます。

 

当然ながら間取りなどはお子さんの成長も考えた部屋数などになります。

 

そして20年も経過すればお子さんも独立して、家には夫婦と大学生のお子さんという家族構成になっているかもしれません。

 

ご夫婦もそろそろ定年退職も現実的になってきているタイミングです。

 

年金の受給開始年齢が上がってきているなかでは完全リタイアをすることはままならないかもしれませんが、もう子供の学費などのために遅くまで残業したり、休日出勤をしたりする働き方はしなくても良いかもしれません。

 

セカンドライフを考えるにあたって住宅ローン残高は重要

ところでセカンドライフを考える年齢に差し掛かり住宅ローンの残高はどのくらいあるでしょうか?

 

30年から35年返済で住宅ローンを最初に組んでいる方が多いとすると30歳で組んだ方が30年返済なら60歳まで35年返済なら65歳までローンが残ります。

 

最初の年齢が高ければ高い程、終わりの年齢も遅くなります。

 

退職時に退職金や手持ちの資金で完済できれば取りあえずは問題ありませんが、その後の老後資金が大丈夫かといった心配も出てきます。

 

ここでは老後資金については本題ではないので別の機会に触れますが、長期の視点での住宅ローンの管理が重要です。

 

さて、話を戻して、子供が小さい時に購入した家の間取りがご夫婦だけの生活になって快適か?

 

今の家のままでセカンドライフも快適か?

「長年住んできたから、慣れているという意味では快適では?」という声もありそうです。

 

一戸建てに住んでいる60歳代以上のお客様にお会いすると異口同音に「子供部屋が余っている」「2階はほとんど使っていない」など折角のスペースを有効に活用できていない様子が伝わってきます。

 

別の言い方とするとそこまでスペースが必要なくなっているという側面もありそうです。

 

購入当初とは周囲の環境が変わって、日当たりが悪くなったとか車の通りが増えたなど環境の変化もあるかもしれません。

 

より快適に過ごすための方法として間取りの変更(リフォーム)も検討の余地があります。

 

日当たりの悪い一階リビングから2階リビングへ

 

使っていない子供部屋の壁をぶち抜いて開放的な空間を作るとか

 

水回りを将来の介護などの可能性を考慮して広く作りかえるとか

 

もちろんお金がかかる話ではありますが、いわゆるセカンドライフを快適に過ごす環境整備という意味では非常に大切なことです。

 

歳をとってからの家庭内の事故というのも意外と多いもの。使いやすい住まいを確保することも長生きの要因になるかしれません。