電卓-150x150前回のコラムで個人事業主の住宅ローン借入にはコツがあることに触れました。今回は続編です。

前回のコラムはこちらです。

審査金利の低い金融機関を狙う

審査金利とは住宅ローンの審査を行う際に金融機関が利用する審査用の金利です。
申込者が返済能力があるかどうかを判断する際に収入に対してどの程度の借入額の返済比率になっているかを計算する際の基準になります。
同じ収入ならこの審査金利が低い方が沢山借りられるということになります。
借入金額を増やさなくても良いなら、同じ借入金額なら審査金利が低い方が収入に対する返済比率は余裕がでる計算です。

例えば、申告所得が400万円の方が3000万円を借りたくてAとBの別々の金融機関に審査を出したとします。

A銀行の審査金利 3%

3000万円を3%で35年で借りた場合の返済額 = 115,455円(年間1,385,460円)

返済比率(返済額の収入に対する割合) = 1,385,460円 ÷ 4,000,000円 = 34.63%<br>

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B銀行の審査金利 1%

3000万円を1%で35年で借りた場合の返済額 = 84,685円(年間1,016,220円)

返済比率(返済額の収入に対する割合) = 1,016,220円 ÷ 4,000,000円 = 25.40%

融資の基準の返済比率が収入400万円を超えると35% 400万円未満なら30%と定められている金融期間の場合、

数字上はAもBも基準に収まってはいますが、Aはギリギリです。

その他の要素(自己資金の割合や他の借入の割合など)によっては否決される可能性も出てきます。

一方のB銀行は返済比率的には余力があるのでこの時点では融資承認を得られる可能性が高まります。
審査は返済比率だけではないので、これだけで判断はできませんが、より可能性が高い金融機関を選ぶ方が有利です。

審査金利は金融機関によって違う

審査金利は金融機関によって違い、更には毎月変動しています。

公には公表されていませんので、分かりません。

問い合わせて確認してみると、審査金利を10年固定金利を採用している金融機関や当月の実行金利を利用する銀行とに大雑把に分けられるようです。

審査金利が低い金融機関の目安

審査金利は毎月変わっていくので、現時点(平成28年7月時点)で審査金利が低いのは、

信用金庫とフラット35です。

更に他の金融機関でも保証会社を「全国保証」を利用している金融機関は実行金利(その月に借りるとしたら適用される実際の金利)で審査をしているようです。

何度もくどいようですが、返済比率だけで決まるわけではありませんが、返済比率が規定をオーバーすればそもそも審査の土俵にも乗れないことを考えると、審査金利が低い金融機関を選ぶのも或る意味コツです。

個人事業主の方の住宅ローン審査に参考になれば幸いです。

 

 

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